iPhoneとワンマン社長

iPhone来ましたね。あいかわらず、Jobsのプレゼンは神がかっているかのようで、革命的なデバイスであるとの印象を打ち出しています。iPhoneの機能セット、デザインには、Jobsの強烈なこだわりが感じられて、Appleの本気度が伝わってきます。

単純なスペックの比較だと、iPhoneは、SharpのW-Zero3と似ているし、Sonyのmyloや、PalmNokiaスマートフォンも似ています。カメラ、無線LAN、ブラウザなどなどのキーワードは、だいたい共通しています。

どうして、Sharpを初めとするメーカーは、このようなインパクトのあるの製品を出せなかったのでしょう?

この問に対する回答は、星の数ほど考えられますが、やはり、Jobsのこだわりとリーダーシップが一番重要だったのではないかと思います。たぶん、周辺のデザイナーやエンジニアは、Jobsに強烈にダメ出しされたり、プレッシャーをかけられたりして、かなり辛かったのではないかと勝手に想像しています。そういう様々な犠牲を伴なって、一人のこだわりを徹底的に追求したからこそ、出てきた製品だと思います。

Appleは、世界でもっとも成功しているワンマン社長の会社とも言えるかもしれません。

ちなみに、個人的には、8GBモデルが599ドルと、ちょっと高めで、たぶん電池の持ちも悪いだろうと思われるので、2代目待ちかなぁ、と思っています。もっとも、当日の朝、Apple Storeに並べば買える!とかだったら、衝動買いしてしまうかもしれませんが。