出張やちょっとした旅行に行った時のホテルや、週末の誰もいないオフィスで音楽が聞きたいなと思った時は、誰もいないのにわざわざイヤホンを使ったりしていたのですが、最近JAMBOXを買ってから、期待以上に気軽かつ良い音で音楽を楽しむことができて、Life Chaging感があるので、それを紹介します。これはいいガジェットですよ!
【国内正規品】 JAWBONE ポータブル Bluetooth ワイヤレス スピーカー Jawbone JAMBOX レッドドット ALP-JAM-RD
- 出版社/メーカー: Aliph
- 発売日: 2011/02/17
- メディア: エレクトロニクス
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JAMBOXはざっくり言うと「Bluetoothによるワイヤレスポータブルスピーカー」なのですが、コンパクトさ、デザイン、使い勝手、音質が極めて高い次元でバランスされていて、ワイヤレスポータブルスピーカーにはこんな可能性があるのか!と思わせてくれるガジェットです。
大きいことを言えば、Sonyがウォークマンで音楽を外に持ち出せるようにし、AppleがiPodで音楽ライブラリを持ち運べるようにしてくれ、JAMBOXは快適に音楽を聞く環境を運べるようにしてくれる、と言えるのではないでしょうか。いいガジェットを巡り会うと、ところ構わず人に勧めたくなりますが、JAMBOXはそんな魅力を持った製品だと思います。このエントリもそんな欲求の現れです。
JAMBOXはコンパクト
サイズは151 × 57 × 40mmで、500mlペットボトルより一回り小さいぐらい。サイトにある写真を見ると分かりますが、片手で余裕で捕めるサイズです。実際に持ってみると、見掛けの質感よりは多少重さを感じますが、327gと重すぎることはありません。これぐらいなら、軽い外出にも気軽に鞄に入れて、持っていけます。
JAMBOXは使い易い
Bluetoothのペアリングという行為は、なかなかやっかいで、複数機器とのペアリングをスマートに解決してくれた機器を見たことがありませんでした。が、JAMBOXは複数機器を登録しておくだけで、スイッチをONした際に先着順で捕まえる、というシンプルかつ分かり易い方法で、直感的に使えるようになっています。今もiPhone、MacBookやその他の音楽データが入っているスマートフォンでBluetoothを有効にするだけですぐに捕まえてくれています。この違和感の無さは、これまでに無い感覚ですね。
また、充電がKindleやAndroid端末と同様のUSB マイクロB端子で可能、というのも汎用的でポイント高いです。いいガジェットなんだけど、充電端子が独自でごついACアダプタを持ち歩かないといけない!というのは悲しいですからね。
JAMBOXはデザインが良い
カラーは、黒、グレー、青、赤の4色が用意されていますが、断然赤が良いとのが私見です。附属している黒のカバーも質感が良く、非常に所有欲を満たしてくれますね。iPhone以降、ガジェットに求められるデザインレベルは、一段上がっていると思いますが、それに十分応えてくれています。
JAMBOXの音は(それほど)悪くない
僕はオーディオにうるさい方というわけではないですが、SHUREのSE530(数万円するイヤホン)を筆頭に、BOSE QuietConfort2を使ったり、Onkyoの10万ぐらいのコンポとスピーカーを買ったことがあるぐらいには音に気を使うけど、Losslessでエンコードするほどではない、という耳です。その耳で聞く分には、JAMBOXは悪くはない音を出していると感じます。
もちろん、このコンパクトなサイズ故に、最適なリスニングポジションが狭かったり、音の広がりに限界があったりしますが、生のiPhoneの音から比べれば、数倍上等の音を出してくれて、カジュアルに聞くには十分だと感じます。
(ここは感覚的な話ですが、JAMBOXの音を「素晴らしい音」と言うことはさすがにできませんが、このレベルの音に満足できない人は、現時点では、より重厚で面倒な手段(有線とか)を使うしかないと思います。)