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「Soft Skills」でエンジニアの生き方を学ぶ

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

少し前にSoft Skillsを読み終わりました。Soft Skillsは、

d.hatena.ne.jp

で紹介されていた本です。翻訳が出る前に原著を買ったのを積んでおいたら翻訳が出てしまったので、あわてて原著を読み終えました。

内容はいわゆる自己啓発的なものなのですが、これまでのエンジニアのキャリア論として、ここまで網羅的かつ実践的に書かれた本はこれまでなかったのではないかと。いくつか個人的に面白かった/興味深かった箇所を書き出してみます。

  • Fake it till you make it (Chapter 16)
  • ブログを書いて知名度をあげるとよい (Chapter 22)
  • 学習するには人に教えるのが一番 (Chapter 33)
  • チャットはとにかく時間の無駄 (Chapter 37)
  • ポモドーロテクニック (Chapter 38)
  • マルチタスキングはとにかく良くない。集中が大事 (Chapter 41)
  • バーンアウトしたらどうするか (Chapter 42)
  • 時にはハードワークが必要 (Chapter 47)
  • 失敗を恐れる必要はない (Chapter 70)

著者は33歳でのアーリーリタイアに成功した、かなりストイックな人ですので、全般的に頑張れる人がより効率良く頑張るための話になっています。 ですが、いろいろ使える知識/ノウハウ/考え方がちりばめられているので、そこまでストイックになれない人にも一読の価値はあると思います。

Section 5. Financialの給料交渉の話(Chapter 50)と不動産投資の話(Chapter 52)は、いかにもアメリカっぽい話で現地の様子が伺えて別の面白さがあります。不動産投資は、ローンの金利はともかく利回りと不動産価値の上昇への期待値が日本の状況にはあまり合わない気がしますが。また給料交渉の話は全般的にアメリカらしい話なのだけど、最初の数字はとにかく相手に言わせたほうが良い、というのはどこでも通用するテクニックでしょう。

また Section 6. Fitness では、とにかく筋肉を付けるのがよいと書かれており、かなりのストイックさが求められて、これを実践できる人はかなりの少数派かと思われます。

ちなみに今回、僕は原著で読んでみたのですが、以下のようにだいぶ読みやすいので英語の本をあまり読んだことがない人のとっかかりにも良いのではと思います。

  • 全般的に平易な英語で書かれている
  • エンジニアなら興味が持てる内容が多い
  • かなり細かくChapterが分かれていて、1日1Chapterずつ読んでいく、ということがしやすいし、興味がないChapterを飛ばすこともできる

出版社のサイトから4つのChapterは無料で読めるので試しに読んでみてはいかがでしょう。 https://www.manning.com/books/soft-skills